約 2,950,080 件
https://w.atwiki.jp/h_amaeda/pages/4.html
常駐スキル 戦闘時確率発動スキル 戦闘時コマンド発動スキル 待機時コマンド発動スキル 通常時コマンド発動スキル 常駐スキル スキル名 効果 指揮 自身がリーダーである軍団の構成ユニット全てに、レベルに応じた支援効果(1:5% 2:10% 3:20%)を与える カリスマ 自身の周囲3マス以内の味方に支援効果+10%を与える 装備 指定の種類の武器を装備する際、その武器を装備するのに必要な武器レベルは5少なくなる エリート 得られる経験値が2倍になる 見切り 戦闘相手の全てのスキルと必殺攻撃を無効化する 敏捷 攻撃速度(速さ-武器重量)が常に+5される 晩成 得られる経験値が2/3になる CC後は全成長率に+15% 持ち替え 攻撃を仕掛けられるたびに、好きな武器に装備しなおすことができる 精神統一 魔法(理闇光杖)の射程距離+1 水上移動 海、川を移動できる 山岳移動 低い山を移動する際の移動コストが減少する 武器手入 1回の戦闘で、武器の使用回数が2以上減らない 回避 指定の種類の武器での攻撃を受けた際の回避率+33% 加護 全ての状態異常(毒、眠り、沈黙、石化、バサーク等)にならない 挑発 敵に優先的に狙われる 影 敵に狙われにくい ただしリーダーになった場合は無効 偵察 移動力+3 ただし移動か待機以外の行動をしたら、以降そのマップ内では効果を失う 盲目 移動力-3、命中値半分、回避値半分 素質 得られる経験値が3倍になる 急成長 得られる経験値が4倍になる 制圧 拠点を制圧できる 村破壊 村を破壊できる 防衛戦 城門・砦・玉座の上にいる場合、地形効果を2倍得られる 白兵戦 地形効果0のマスにいる場合、支援効果+10% 攻城戦 城門・砦・玉座の上にいる敵の地形効果をゼロにする(*1) ゲリラ戦 地形効果が0でないマスにいる場合、支援効果+10% 自己回復 自分にライブ系の杖を使うことができる。HP回復以外の杖を自分に使うことはできない 護衛 隣接している味方の守備力+3 熟練 3すくみに負けた時の効果をなくす *1 攻城戦 城門などにいる【防衛戦】を持った相手と戦う場合も、相手の地形効果をゼロにすることができる 戦闘時確率発動スキル スキル名 効果 発動率 連続 一定確率で2回連続攻撃 技% 追撃 戦闘後、一定確率で追加攻撃発動。以降、失敗するまで最大20回の追加攻撃を発動する (技+速さ+LV)% 祈り リーサルダメージを受けた時、一定確率で回避する (運×2)% 大盾 一定確率で守備力2倍 技% Mシールド 一定確率で魔法防御2倍 魔力% 魔法剣 ダメージに自身の魔力を加算する 技% 流星剣 攻撃のかわりに20回の追加攻撃を発動、武器消費は1 技% パリー 物理攻撃を受けた際、一定確率で回避値に自身の武器LVを加算する (*2)% 怒り ダメージを受けた後の反撃による必殺率に、一定確率で受けたダメージを加算する (受けたダメージ×3)% パリー発動率 {(自身の武器レベル)-(装備している武器の武器レベル)}×10% この計算にはスキル「武器装備」は影響を与えない。 戦闘時コマンド発動スキル スキル名 効果 一閃 攻撃回数1回、ダメージ2倍の攻撃を行なう 狙撃 攻撃回数1回、命中値2倍、必殺値2倍の弓攻撃を行なう 峰打ち リーサルダメージを与えた場合、相手のHPを1だけ残す 突撃 戦闘が継続する。下級クラスは2回、上級クラスは3回の戦闘 奇襲 攻撃回数1回、命中率100%の攻撃を行ない、相手は反撃できない。奇襲による攻撃で必殺判定は行なわれない 捨て身 攻撃ダメージに守備力を加算できるが、その戦闘での守備力は0になる 待機時コマンド発動スキル スキル名 効果 下馬待機 待機中は歩兵扱いとなるが、反撃できない 待ち伏せ 待機中に攻撃されたら必ず先制攻撃発動。先制攻撃が当たれば、相手の再攻撃と追加攻撃を封じる。攻撃回数は1回のみ 結界 待機中は全ての魔法攻撃ダメージを0にするが反撃できない 防御態勢 待機中は全ての物理攻撃ダメージを半分にするが反撃できない カウンター 待機中に攻撃を受けたら、50%でダメージをはね返すが、50%で1.5倍のダメージを受ける 詠唱 次の自ターン終了時まで魔法攻撃ダメージが1.5倍になる 通常時コマンド発動スキル スキル名 効果 疾走 移動前に使用。移動力+1、移動後は強制的に待機 カギ開け 扉の前、宝箱の上で使用。扉、宝箱を開ける 踊る 待機キャラに対して使用。再行動を可能にする(*3) *3 踊る 待機キャラが待機時コマンドスキルを使っていた場合、そのスキルの効力は無効となる
https://w.atwiki.jp/h_amaeda/pages/30.html
第2章 タリス自警団マップデータ 仲間・敵ボスデータ 攻略データ達成条件 ターン頭イベント 会話イベント 第2章 タリス自警団 マップデータ 出撃可能人数 4人 強制出撃ユニット 主人公、ハイリ、ヴィルジェ、アウロン 勝利条件 タリスとガルダの10ターン防衛 敗北条件 主人公の死亡 仲間・敵ボスデータ 仲間初期能力 名前 クラス Lv HP 力 魔 技 武L 速 運 守備 魔防 移動 クリーブ せんし 3 24 6 0 6 6 3 4 3 0 5 ミネルバ Dナイト 1 22 9 2 6 10 12 6 12 0 7 ペディ Eナイト 1 17 4 6 3 2 5 6 2 4 7 バベル アーマー 9 28 10 0 7 7 5 7 12 0 5 スパルカス サージェント 1 29 9 2 12 10 8 9 8 5 6 ハーメルン ハンター 1 26 9 1 19 12 16 6 6 3 6 仲間持ち物・スキル 名前 武器 アイテム スキル クリーブ てつのおの - パリー ミネルバ てやり - 槍装備・盲目 ペディ ひかりのつるぎ、レイピア - 剣装備・晩成 バベル ぎんのおの - 斧装備・大盾 スパルカス ぎんのやり - 一閃 ハーメルン ぎんのゆみ・キルソード とっこうやく 連続・斧回避・見切り ボス能力(★印はリーダー) 名前 クラス Lv HP 力 魔 技 武L 速 運 守備 魔防 移動 ★バリーズ さんぞく 5 26 6 0 0 5 2 0 4 0 5 ゲーリック かいぞく 7 26 6 0 0 5 2 0 4 0 5 テリー アーチャー 2 17 5 0 6 3 4 5 3 0 5 ボス持ち物・スキル(●印はドロップ) 名前 武器 アイテム スキル ★バリーズ はがねのおの - 山岳移動 ゲーリック ておの - 水上移動 テリー はがねのゆみ - 連続 攻略データ 達成条件 加算点 条件 15 ハイリとテリーの会話 5 主人公とミネルバの会話 5 ペディと主人公の会話 25 3つの村すべてに訪問 25 ゲーリックの撃破 25 バリーズの撃破 ターン頭イベント 敵1ターン目 マップ左下から敵リーダー・バリーズと増援が出現。 味方2ターン目 ガルダの南の村付近にミネルバが出現。 敵2ターン目 マップ左上から敵ボス・テリーと増援が出現。 味方3ターン目 南西の武器屋付近にペディ、スパルカス、バベルが出現。 会話イベント 主人公×ミネルバ 達成率+5%。 ハイリ×テリー(敵) 達成率+15%。テリーとその部隊が撤退する。 主人公×ペディ 達成率+5%かつ、このマップ限定の支援会話(このマップ内に発生させなければ消える)。主人公とペディとの間に2%の支援。 ヴィルジェ×クリーブ ペディ×ミネルバ
https://w.atwiki.jp/nothing/pages/698.html
朝のすがすがしい光がこのオーブ財団のビルにも差し込んでいた。無駄に広い部屋からまるで下界を睥睨するように見る女性がいる。流れるような緩やかな長い髪はピンク色をしており、膝裏まで届きそうな程長い。部屋のドアが閉まるモーター音がして、少しだけ振り返る。 「右のジーンブレイドの持ち主が現れたと聞きましたわ」 「うん。僕も昨日感じたよ」 朝の喧騒もここには届かない。街の一等地に聳え立つオーブ財団所有のビルは、下手をしたら政府機関のものより高かったかも知れない。 「ジーンブレイドはそれに相応しい者が持たねばなりません。また、世界を崩壊に導くことなどあってはならないのです。だから、キラ・・・貴方が」 「うん。分かってる。僕が行くよ」 優しく肩を抱き寄せて、二人して見下ろす。街の道路を行き交う人や車などまでは到底見えなかっただろう。部屋に設えたディスプレイから聞こえるニュースでは昨晩のコーディが起こした事件をトップニュースで伝えていた。崩れたビルと高速道路を次々と映し出し、減らない犯罪についての特集と、ついに軍が特別警戒を始めることを伝える。 「世界はどこまで崩壊し続けるのでしょうか」 「それを止める為に僕達がいる」 4 イザークとアレックスがルナマリアやシン達のアパートメントに引っ越してから1週間が過ぎた。イザークは一通り家の仕事を終えると、1階のレストランでルナマリアやシンから勉強を教わることが日課になっていた。カレッジに通うシンとルナマリアは初めこそ、エレメンタリースクール並みの基礎知識を話していたが、数日もするとイザークに色々なことを教え始めた。 イザークが既に見聞きして知っていたこともあるし、あまりに簡単すぎてお互い面白くないのだ。アルファベットだの四則演算などは、家事を切り盛りするイザークはとっくにマスターしてしまったいた。 「じゃあさ、これやってみろよ」 気まぐれでシンが取り出したのは、彼が今カレッジで受けている抗議のテキストだった。薄いテキストでも、書いてある内容は図式を交えつつも流石にイザークには手が終えない。その中の問題を指差される。たった一つ、単語を答えればいいものらしいが。 「分かるわけないだろ」 「アンタだって、分からなくて持ち帰った奴じゃない!」 様子を伺っていたルナマリアがすかざず、シンを小突いて二人に飲み物を出した。シンにはコーヒー、イザークにはオレンジジュースである。 「ほんと、お利口よね~、お父さんが教えてくれてたの?」 「父さんは何も教えてくれない。第一・・・まともに学校だって出てないに決まってる」 アレックスはイザークに何も教えない。読み方も書き方も、最初こそ、さらっと説明されたような気がする。数の数え方も角砂糖で教えてもらった。だけど、それ以外は特にないのだ。休憩を入れた後、シンと一緒になってシンの宿題に頭を捻っていたら、ドアを開けようとする人影が見えた。イザークが真っ先に反応して顔を向ける。 「ただいま」 思ったとおり、仕事から帰って来たアレックスだった。 「お、今日もやってるな。今日はなんだ?」 シンとイザークが睨めっこしているテキストを覗き込んで、ルナマリアにコーヒーをくれないかと頼んでいた。 「何を二人してそんなに悩んでいるんだ?」 無頓着な父は、わからないことがあっても気にしないが、イザークはなんだかもやもやしてそのままにはしておけない。何せ、その問題と言うのが、『コーヒーに砂糖を入れてスプーンで混ぜた時、混ぜない時よりも早く溶ける事象を説明するのに必要な4つのキーワードの内、最後の一つは何か?』と言う単純なものなのだ。立体を説明するのだから、3軸が関係するのは分かる。X・Y・Zだ、だが、それは既に書かれてしまっている。 「シンのカレッジで教授に出されたなぞなぞなんですよ」 「へえ」 コーヒーカップを片手に、そのテキストをひょいっと取り上げる。文面を上から眺めていき、にこっと笑った。 「最後のファクターか。答えは『時間』だよ」 二人同時にアレックスを見た。 「X、Y、Zまで出ているなら、残りはTだろ? 流体の基本だな」 テキストを返されて、シンは呆然とテキストとアレックスを交互に見ている。イザークはそんなシンを見て、なんだかしてやったりな気分になる。流体、と言うものが何かは分からなかったが、答えが出たのだ。 「父さん先に部屋に戻っているから、イズーもレストランの邪魔にならないようにな」 レストランから部屋に戻ったアレックスは、真っ先にシャワーを浴びる。さっきまで仕事で疲れきっていたし、ビジュアル的にコーディと言うのはあまりよろしくない。ジーンブレイドのお陰で、直接触れることはないが、やつらの体液を浴びてなんとなく洗い落としたい衝動に駆られるのだ。 コックを捻るとお湯が出る。 こんな単純なことでも、ディノ親子にとっては贅沢な暮らしのうちだった。安いアパートではお湯が出ないこともあったし、涙ほどのお湯しかでないこともある。 「この傷、痣として残ってしまったな」 いつも、覚醒する瞬間に一番に熱さを感じる右手首の傷跡。お湯が傷の上を流れてももう痛みを感じない代わりに、黒く痣のように残ってしまった。 「それとも、これが」 痣であるはずがない。 ジーンブレイドが発動する時、この痣が紅く光って中心に赤い石が浮き出るのを知っている。それが覚醒の合図で、全身に歓喜が広がり、コーディが放つ銃弾や得体の知れない物体を防ぐ装甲へと変わるのだ。 「・・・ジーンブレイドなのか」 お湯を止めて、ガシガシと髪を拭きながらダイニングに戻ると、イザークが戻ってチラシの裏に何かを書いていた。 「何をやっているんだ?」 「買い物リストだ」 冷蔵庫の中を確認して、この先一週間の献立をたてていたらしい。すっかり食事の支度を息子に譲ってしまった父親は笑いながら、メニューの注文をつける。青魚は嫌だとか、桃が食べたいとか、わがままを言う。 「ったく、どちらが子供だ」 それでも、イザークはとっくにそんなのは折込済みで、さらさらとリストを作成する。必要とされていることが嬉しくて、父のわがままだって気にならない。 「そういえば洗剤が切れそうなんだった」 ランドリー用の洗剤を付け足して、リストを完成させた。一緒に買い物に行こうと口を開きかけた時、会社からの呼び出し音が鳴った。 「また」 「最近多いな。ごめんな、イズー」 ジャケットを羽織って、また部屋を出て行く父を見送る。一人でぼんやりするわけにも行かないので、買い物の準備を始めた。リュックを背負い、財布を中にしまう。行きなれたショッピングモールも常連さんとして、係りのお姉さんがいつも声を掛けてくれるようになった。 イザークは少しずつこの街が好きになっていた。 同年代の子供はとてもこんなダウンタウンにはいないけれど、シンやルナマリアと言う面白い人と仲良くなった。何だかんだで仲介人のアーサーもよく顔を出して、アフタフォローだといって、色々なものをくれた。 「こっちの方が、白さが違うのか」 隣の洗剤を手にとって、カゴに入れた洗剤と取り出すが。 「でも、こっちは雨天もOKなんだ。うーん、どっちにしよう」 こうやって悩んでいると、通りすがりのおばさんが、親切に教えてくれたりする。子供の手で運べるだけ買って、父の帰りを待った。 夕暮れ時の街の片隅で、サイレンと共に通り過ぎる影。 「事件の影にエルスマン様ってね」 カメラを首に下げた色黒の男が黒いバンを追う。彼が車から降りたとき、望遠のレンズの中に飛び込んできたシーン。それはコーディを追うアレックスが、ビルから突き落としてコーディを串刺しにした所だった。 「もう、終わりなのか?」 追いかけっこはそれなりに楽しかったが、抵抗もなく終わってしまってつまらなく感じている。近くで待機しているバンへと向かおうとした時、頭上から声が降ってきた。 「どんな奴がジーンブレイドに選ばれたのかと思ったら、まだ半覚醒じゃないか」 右腕に浮き出た紅い石がジーンと光る。 「どこの誰だか知らないけれど、そのジーンブレイドは返してもらうよ」 物騒な発言に身構えて一歩出た。音速を超えて路上を失踪しても磨耗しない、踵の装甲が音を立てる。アレックスが声を追って見上げれば、そこには青い装甲を身につけた男がいた。キラと呼ばれていた、オーブ財団のビルでマザーと共にいた男だと言っても、アレックスが知るはずもない。 「え」 うろたえる相手を怪訝そうに見上げて、にやりと笑う。紅玉が知らせてくれると言う事は、害を与える存在だと言うことだ。身体の熱は冷めそうもなくて、新しいターゲットを見つけた喜びがアレックスを支配していた。 「それは困る」 これがないと楽しめない。 「君は誰だ・・・?」 厳しい表情で問うが、そんな事はどうでもよかった。 「誰だっていいだろ!」 右腕から伸びるブレイドが空間を切り裂いて、暮れようとするビルの谷間で光る。アレックスの一撃は、足元を切り裂いて相手に届きはしなかったが、距離を置いて二人は向かい合っていた。 「君に僕は倒せない」 「うるさいな。折角いい気分なんだから、邪魔をするな」 ブレードを唇に当てて、アレックスは赤い舌で刃の端をなぞった。 「それとも、お前は楽しませてくれるのか?」 一瞬顔を顰めた男が、目を見開いて飛び降りる。同じように黒い眼球に浮かび上がる虹彩は紫色をしていて、青いブレードがアレックスめがけて伸びる。 「最後まで・・・君が耐えられるならね!」 地面を深く抉るブレイドが伸縮自在に伸びて、アレックスを強打した。受身のままにビルの壁を突き抜けて、地下駐車場へとなだれ込む。瓦礫の中から起き上がるアレックスを彼は待っていた。 「そんなんで君こそ、僕を満足させられるの?」 「まだまだ・・・お楽しみはこれからだっ!」 緑色の光の残像を残して、青いブレードと紅いブレードが激突する。その間に、膝から、肩から伸びる、変化した装甲が第2第3のブレードとなって、お互いを切り刻もうと空気ばかりを割っていく。 けれど、互角に見えて、アレックスは少しずつ追い詰められていた。 同じように身体を覆う装甲でも、二人の形状はかなり違う。ほぼ全身をくまなく覆う相手に対して、アレックスの場合は部分的に留まっていた。 「君のその悩ましい格好も捨てがたいけど・・・」 会話の合間を縫って繰り出された、アレックスの左の一撃は相手の右手に掴まれていた。 「何をしてるのさ、君は。ジーンブレイドは破壊に使わないと誓ったじゃないか」 「誰だお前?」 顔を打たれて、背後の自動車を吹き飛ばして壁に激突する。カツンカツーンとゆっくりと距離を詰める敵が口を一文字にして睨みつけている。 「忘れちゃったの?」 その一言をきっかけに、矢継ぎ早に質問が飛んだ。 「僕の事も? ・・・・・・自分がどこの誰で何をやっていたのかも? 君の仲間も、君の家族がどうなったかもっ!?」 「悪いが俺の記憶は大崩壊で吹っ飛んでいるんでな、お前なんて知らない。そんなことより、さあ・・・続きをしよう」 立ち上がりブレードを合わせたのは一度きりで、アレックスは簡単に捕まり締め上げられていた。お互いの瞳が絡み合い、装甲の文様が光り輝く。 「やめてよね、そんな冗談」 振り下ろされた青いブレードを受け止めたのは、足元から伸びた紅いリボン状の装甲だった。コンクリートを突き破って幾つも敵に巻きついていく。 「まさか、覚醒!?」 そのまま、紅い鋼鉄のリボンで敵を投げ飛ばし、ふらりとするアレックスが両腕を突き出した。ブレードが変化して、身体を覆う装甲が蠢いて形を変える。 「お前、本当にイイ。俺をどこまでも楽しませてくれる」 髪が伸びて、それすらも一筋一筋が鋭利な刃物のように宙に舞う。地下駐車場を支えていた柱が次々に切断され、ギシギシと音を立て始めた。建物全体の自重を支えきれなくなったのだ。砂埃が降り、天井がひび割れてついに落下を始めた。 「これ以上はヤバいぜ」 必死でカメラを構えていたエルスマンが、地下駐車場から大急ぎで車を発進させる。入り口が崩れるのに半分巻き込まれて、自慢のスポーツカーの天井はぼこぼこになった。騒ぎに集まる人ごみを避けてハイウェイ入り口を目指す。すれ違った財団のリムジンががダウンタウンへと向かうのにも気がつかずに、カメラを助手席に置いた。 「なんだよ、ありゃ」 瓦礫となったビル周辺には既に緊急車両が集まっていたが、砂埃が蔓延し、二次災害を恐れて誰も近寄るものはいない。そんなビルの瓦礫の上で、アレックスは、今までにない高揚感を得て目の前の敵を見つめていた。同じ力を持つ相手を得て、身体の震えが止まらない。熱さがエスカレートして、どうにかなりそうだった。耐え切れずに吐息が漏れる。 「あの子は君の何だ!」 「お前、うるさいよ」 瓦礫が舞い上がり、再びブレードがぶつかり合った。 この時、アレックスはイザークのことよりも目の前の存在と思う存分楽しむことに集中していた。斬って斬られる極限のエクスタシー。 ぶつかり合う事数回、決着は簡単についた。 瓦礫の上に縫いとめられたアレックス。煙の中から出現して、身体を貫く青いブレードの痛みすら痛みだと感じていないのかもしれなかった。 「言ったでしょ? 君は僕のブレードに耐えられない」 「試してみるか? ヤッてみろよ」 「ァァアスラン!」 一際派手な土煙が巻き起こり、周辺を巻き込んで広がる。それを最後に沈静化したビルの崩壊後、青いジーンブレイドを発動させたままのキラは崩れた瓦礫の山を見下ろしていた。右腕を切り取るはずの一撃は虚しくビルの瓦礫に突き刺さるだけで、直前に起こった内部崩壊で大きくバランスを崩したまま二人とも落下。 気がついたら、彼の姿は消えていた。 「何があったの。君は本当に・・・」 視線を遠く向けて、呟きは露と消え人影も消えた。 キラが見つめていた先に、高速道路を爆走する黒塗りのバンがいた。中で懸命の救急手当てが行われていて、レイがプラントのラボへと連絡をしていた。 「そうだ、レベルAで大至急頼む」 プラントの研究施設に吸い込まれるように消えたバンから緊急治療室に運び込まれたアレックスは、そのまま酸素マスクをつけられて、非常用カプセルに沈んだ。 「相手は左のジーンブレイドかね?」 「恐らく。彼も覚醒したのですが遅すぎたようです」 発動させたまま液体の中でたゆたう姿を、デュランダルとレイが見下ろして治療の経過を聞いている。 「急速に傷は回復していますが、意識の方はまだ」 初めて会った時とは明らかに違う形状のジーンブレイドに全身覆われていた。キラとあって覚醒した時のまま、アレックスの髪は腰まで伸び、無尽に切り裂くブレードも今だ展開されたまま。 「ブレードの発光現象が、宿主の意識が落ちた後でも続いている症例は初めてです」 「まるで彼を我々の手から守るようだね」 「ギルは彼をご存知なんですか?」 レイが報告書を抱えたまま聞いた。デュランダルはアレックスを見つめたまま、カプセルの表面をゆっくりと撫でる。 「元々ジーンブレイドはプラントが創り出したもので、2対、右手と左手とあったのだよ。その被験者として選ばれたのが、『彼ら』だ」 それは大崩壊が起こる前の話。 戻る 次へ * ひえ~。こんなはずではなかったのに。
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/1101.html
撃墜王のエムブレム パイロットをスキル・アップさせるために必要とするアイテム。 純粋な勲章なので、アイテム『エムブレム』との関連は無い。
https://w.atwiki.jp/h_amaeda/pages/33.html
第4章 国境警備隊マップデータ 仲間・敵ボスデータ 攻略データ達成条件 ターン頭イベント 会話イベント 第4章 国境警備隊 マップデータ 出撃可能人数 10人 強制出撃ユニット 主人公、ハイリ 勝利条件 敵の全滅もしくは全軍の国境越え 敗北条件 主人公もしくは自軍リーダーの死亡 仲間・敵ボスデータ 仲間初期能力 名前 クラス Lv HP 力 魔 技 武L 速 運 守備 魔防 移動 ジュノー ホースメン 2 19 6 3 6 3 6 5 3 0 7 シェリル プリースト 1 12 0 4 3 2 5 6 3 5 5 仲間持ち物・スキル 名前 武器 アイテム スキル ジュノー てつのゆみ りゅうのたて 武器手入れ シェリル ライブの杖 - 追撃 ボス能力(★印はリーダー) 名前 クラス Lv HP 力 魔 技 武L 速 運 守備 魔防 移動 ★ボストーク Sナイト 8 26 10 0 7 9 6 0 9 0 7 アザリード Sナイト 6 25 8 1 9 7 7 5 7 0 7 ボス持ち物・スキル(●印はドロップ) 名前 武器 アイテム スキル ★ボストーク ぎんのやり・ナイトキラー - 槍装備 アザリード はがねのやり・ナイトキラー - 指揮LV1・突撃 攻略データ 達成条件 加算点 条件 20 シェリルを仲間にする 30 アザリードを仲間にする 40 ボストークの撃破 5 10ターン以内にクリア 4 全軍国境越えを果たす 1 アザリード隊を一人も殺さずにクリア ターン頭イベント 敵1ターン目 マップ右下の村でシェリルの会話。 シェリルを仲間にした翌敵ターン 南西より敵増援。ボストーク隊侵攻開始。 アザリードを仲間にした翌敵ターン 北西より敵増援。 敵7ターン目(アザリードが敵である場合) アザリード隊侵攻開始。 会話イベント ジュノー×主人公 アザリードを仲間にするステップその1。 ジュノー×ハイリ アザリードを仲間にするステップその2。ただしシェリルがすでに味方であること。(シェリル加入方法はジュノーで村を訪問) シェリル×アザリード(敵) 達成率+30%、アザリードが仲間に。アザリード隊撤退開始。 ジュノー×アザリード(敵) 会話のみ ハイリ×アザリード(敵) 会話のみ
https://w.atwiki.jp/h_amaeda/pages/29.html
消耗品 クラスチェンジアイテム類 消耗品 名前 価格 . 耐久 効果 備考 きずぐすり 100 3 自身のHPを10回復する クラスチェンジアイテム類 名前 価格 . 耐久 効果 備考 ゆうしゃあかし - 1 歩兵直接攻撃系ユニットがクラスチェンジする きしくんしょう - 1 騎兵直接攻撃系ユニットがクラスチェンジする しさいのゆびわ - 1 歩兵魔法攻撃系ユニットがクラスチェンジする ひりゅうのムチ - 1 飛行系ユニットがクラスチェンジする オリオンの矢 - 1 とうぞく、アーチャーがハンターになるのに必要 ロイヤルクラウン - 1 エリートナイトがマスターナイトになるのに必要 けんじゃのいし - 1 魔法系ユニットがセイジになるのに必要 ペガサスのなみだ - 1 ペガサス系がファルコン系になるのに必要
https://w.atwiki.jp/h_amaeda/pages/16.html
名前 価格 . 攻撃 命中 必殺 重さ 武L 耐久 備考 ファイアー 500 5 100 0 0 1 25 サンダー 630 6 90 5 4 3 21 シェイバー 1440 3 100 30 0 10 36
https://w.atwiki.jp/fireemblemgalaxystar/pages/12.html
ファイアーエムブレム 外伝とトラキア776以外の作品毎に様々な形で登場するFEシリーズを象徴する「炎の紋章」を指す。 作品によって物語の根幹に関わる程の重要なアイテムであったり、単なる象徴に過ぎなかったりと重要度もまちまちになっている。 暗黒竜と光の剣-紋章の謎 アカネイア大陸 アカネイア王家の家宝。 別名、覇者の証。 手に入れる事によってマルスが宝箱を開けられるようになる。 初代アカネイア王がラーマン神殿から盗みだし、 盾にはめこまれていたオーブを売り払ってしまったため、封印が崩れてしまった。 2部「紋章の謎」では「星・光・闇・命・大地」の5つのオーブを揃えて紋章の盾を完成させないとハーディンを倒した時点でエンディング(バッドエンド)となる。 五つのオーブを揃え完成させると『封印の盾』となり暗黒竜メディウス、地竜族を封印する力を取り戻す。 新・紋章の謎ではマルスの全ての能力値に『+2』補正がつく。 また、ファイアーエムブレムにはアルテミスの定めという悲劇の伝説がある。 聖戦の系譜-トラキア776 ユグドラル大陸 ヴェルトマー家における家紋で、聖戦の系譜エンディングにてアゼルの子供によって語られ初めて名前が出る。 封印の剣-烈火の剣 エレブ大陸 封印の剣 ベルン王国の至宝。 封印の剣とあわせて魔竜イドゥンを封じていた。 封印の剣の柄にはめ込む事で剣を引き抜くことができる。 烈火の剣では主人公達がベルン国王妃ヘレーネの依頼で黒い牙から取り戻す事になる。 聖魔の光石 マギ・ヴァル大陸 マギ・ヴァル大陸の聖石でも特に強い力を持ったグラド帝国の聖石。 特に強い力を持っているのは、中に魔王フォデスの魂を封じているため。 グラド帝国、皇子リオンによって魔王の力を得る為の魔石と普通の聖石に分離されてしまう。 蒼炎の軌跡-暁の女神 テリウス大陸 通称エルランのメダリオン。 また蒼い光を発することから蒼炎と呼ばれることもあり、蒼炎の炎を発しているため炎の紋章『ファイアーエムブレム』と呼ばれる。 女神の祝福テリウス大陸以外の陸地全てを沈没させた程の力を持つ邪神を封印したメダリオン。 暁の女神 前作『蒼炎の軌跡』に続いてエルランのメダリオンとして登場する。 だが封印されていた者は邪神といったような絶対悪のような存在ではなく、秩序より自由を好む負の女神ユンヌであった事が判明する。 覚醒 形状はアカネイア大陸のファイアーエムブレムとほぼ同一。 2000年前の英雄王マルスが用いた覇者の証であり、初代聖王が邪竜ギムレーを封印した際に用いられたイーリス聖王国の至宝。 覚醒の世界では炎の紋章ではなく「炎の台座」と呼ばれているが、チキは「炎の紋章」と呼んでいる。 紋章の謎の時と同じく、物語を進めるごとに5つの宝玉「白炎.黒炎.緋炎.碧炎.蒼炎」がはめ込まれていき、第24章クリア後に神剣ファルシオンに本来の力を解放する「覚醒の儀」を行う事になる。 ちなみにクロムがマスターロードにクラスチェンジすると、腕の部分に炎の台座が装着される。 しかし今作では装備品として登場しないため、宝箱を開ける効果や全能力を上昇させる効果などはない。
https://w.atwiki.jp/wolfbaneserver/pages/30.html
ルーンブレイダーパッシブスキル(レベル毎) 長所 短所 スキル ルーンブレイダー ルーンブレイダーはクラススキルにより機動力が高いクラス 最前線である520Lv武器の性能が非常に高く新規におすすめ ルーンブレイダーは時代によってかなり印象の変わるクラスなので、時代別の評価になります パッシブスキル(レベル毎) 最大HP +3 最大マナ +6 マナ自然回復 +25 クリティカルダメージ +2% スキル攻撃力 +100% 長所 最前線 圧倒的範囲スキルダメージ オフハンドの性能がバカ強い マナコストなし 中盤 オフハンドで大量にPVE%が獲得できる 短所 最前線までマナリジェネ手段が少ない 比較的新しいクラスなので序中盤の装備が少ない? スキル スキル名 最大レベル スキル効果 レベル毎上昇値ルーンフィード 50 即座に満腹状態にできる最強のスキル ct1秒短縮コスト-0.5煉獄彗星 250000 表記ダメージの判定が複数ある、ルンブレの上限25万スキル ダメージ+58ct0.15秒短縮コスト+3
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/7284.html
アンチェインブレイズ エクシヴ 機種:3DS,PSP 作曲者:植松伸夫、成田勤、弘田佳孝、岡宮道生 開発元:アール 発売元:フリュー 発売年:2012 概要 『アンチェインブレイズ レクス』の直接的な続編。 本作でもキャラクターデザイナーに数多くのイラストレーター・漫画家が起用されている。 BGMは前作の植松氏、成田氏に加え「EARTHBOUND PAPAS」のメンバーである弘田氏、岡宮氏も参加している。 さらに挿入歌も多数収録されており、ボーカルアルバムも別個で発売されている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 アンチェインブレイズ エクシヴ オリジナル・サウンドトラック 光と闇 成田勤 ローゼルの町 弘田佳孝 ローゼルの町 力を、取り戻せ。(EXXIV remastered version) 植松伸夫 マップ画面 天空の大神殿(EXXIV remastered version) 成田勤 チュートリアルダンジョン BURST 弘田佳孝 通常戦闘 絆の勝利 成田勤 戦闘勝利 ブーバルのティターン 第1章ダンジョン アルクトスのティターン 第2章ダンジョン Fight for the Master! 岡宮道生 運命を超える道 成田勤 Laughter 岡宮道生 ダリスのティターン(EXXIV remastered version) 成田勤 第3章ダンジョン ナハシュのティターン 第4章ダンジョン キートのティターン 第5章ダンジョン ティターンを守りし者 岡宮道生 宿命と想いの差 植松伸夫 穢れの神殿 成田勤 第6章ダンジョン 堕天使の旋律 ゾディアス戦 アビスゲイト 第7章ダンジョン 混沌の王 植松伸夫 ラスボス戦 手に入れたもの 成田勤 アンチェインブレイズのテーマ(EXXIV version) 植松伸夫 スタッフロール アンチェインブレイズ エクシヴ VOCAL COLLECTION プレティオラ 作:霜月はるか編:安瀬聖 挿入歌歌:霜月はるか Piece 東タカゴー 挿入歌歌:mao 日の当たる場所へ なるけみちこ 挿入歌歌:織田かおり ココロノカケラ 菊地創 歌:eufonius サントラ未収録 LINKAGE 作:俊龍編:加藤裕介 オープニングテーマ歌:水樹奈々 サウンドトラック アンチェインブレイズ エクシヴ オリジナル・サウンドトラック アンチェインブレイズ エクシヴ VOCAL COLLECTION